近赤外線データの利用
コシヒカリの生育
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新幹線の車窓から見る越後平野、関越高速道路を走りながら眺める水田地帯は、とにかく平坦で広びろとしています。
 私の郷土・新潟は、コシヒカリでしられる米どころです。植物は、光合成によって成長が活発になると、太陽光の近赤外線を反射します。地球観測衛星による近赤外線のデータを見ると、イネの成長もわかります。
 左の画像は、5月の越後平野を近赤外線のデータで表示したものです。赤い色は、近赤外線の反射光です。春の陽射しをうけて、山の木々が芽吹いている様子を感じさせます。
 でも、コシヒカリで有名な魚沼地方で田植えがはじまるのは、5月の半ば。だから平野部の水田地帯は、近赤外線の反射ま、だあまりありません。
 しかし梅雨があける初夏から、イネはどんどん成長します。そして8月に入ると稲穂も色づきはじめます。

 下の画像は、8月半ばの魚沼地方の衛星データを3D化したWebGLです。平野にひろがる水田地帯のイネの成長がよくわかります。中央を流れているのは、信濃川です。
 3D化したことにより、山の斜面に近いエリアと信濃川にそった平坦地では、近赤外線の輝度に少しずつ違いがあります。山々にはさまれた魚沼地方は、場所によって日照時間や気温、水温が微妙にことなるので、イネの成長にもタイムラグが生まれているのだと思います。

 画像をクリックすると、WebGLの画面にかわります。マウスでグリグリと操作すると、いろんな方向から魚沼コシヒカリの成長を観察できます。
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 WebGLは、地理情報ソフト「QGIS」を使用しています。MacOSX やWindows でごらんになると、マウスやキーボードの利用により、タッチパネルよりもはるかに多くの操作が可能になります。
MacOSX やWindowsでの利用をおすすめします。「QGIS(フリーソフト)」をインストールする必要はありません。
 下に、マウスやキーボードを使うときの、WebGLの操作を記しておきました。

「マウスで操作」
左クリック+ドラッグ : 画像の中心を変えずに、全体を自由に傾ける
スクロールボタン(ホイール) : ズーム(画像の拡大・縮小)
右クリック+ドラッグ : 画像の傾斜を変えずに自由な移動


「キーボードで操作」
矢印キー(←、→、↑、↓) : 水平移動(画像の、X軸方向・Y軸方向への自由な移動)
Shift
矢印キー(↑ or ↓) : 画像のX軸周りの回転
Shift
矢印キー(← or →) : 画像のZ軸周りの回転
Shift
ctrl Up(↑) / Down(↓) : ズーム(画像の拡大・縮小)
R
キー の on / off : 画像のZ軸周りのオート回転
U
キー :  画像の上下反転
I
キー : 画面内に画像情報を表示(非表示は左上の「X」)
W
 : 画像をワイヤーフレーム・モードで表示
Shift
R : 画像位置のリセット(もとの表示位置にもどす)
Shift
S : 表示されている画像を「ダウンロード」に保存
H
 : コントロールボックスの表示 / 非表示